太陽光発電とは、太陽電池を用いて、太陽の光を直接的に電力に変換する発電方式です。
太陽電池で変換された電気は電流や電圧が変化しない直流ですが、電化製品等で使用するためには、電流や電圧が周期的に変化している交流に変換する必要があります。
そのために使用される機器がパワーコンディショナです。
こういった太陽光発電システムの仕組みから、発生する磁界の種類としては、太陽電池からパワーコンディショナに入力するまでの直流電流による直流磁界と、パワーコンディショナからの交流電流による交流磁界の2種類があることがわかります。
ある専門機関の調査結果によると、測定対象から0.20m離れると、この静磁界は地磁気よりもはるかに小さく、この交流磁界も他の家電製品と同程度であったという測定結果を発表していますし、当然ながら、現在市販化されている太陽光発電システムから発生する電磁波は、日本が定める基準をクリアしています。
電磁波は人体に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている一方で、身近にある電化製品のほとんどが微量な電磁波を発していることも踏まえると、太陽光発電システムだけを取り上げて、電磁波による影響を議論することはできません。
興味を持った方はこちらも参考にしてください。⇒太陽光発電 電磁波

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